CATEGORY熱処理オーステナイト
前回、「熱処理」にはさまざまな種類があるとご紹介しました。
その種類を紹介する前に、「熱する」ことについて説明したいと思います。
材料の性質を変えようとするとき、一定の温度まで熱する必要があります。
鋼の場合、723度です。
ここまで熱すると↓鋼はこのようになります。
このように鉄が赤くなった状態を「オーステナイト」といいます。
オーステナイトについてはこちらの動画も参考にしてくださいね。
ものづくりの基本 熱処理その④ オーステナイトって何? - YouTube
ちなみに、「オーステナイト」は人の名前からとったものです。
イギリスのロバーツ・オーステンという人がこの「オーステナイト」発見したそうです。